パパに読んで欲しい1冊『ヨチヨチ父』
こんばんは、絵本大好き!ほろよいです(^-^)
子ども達には月に1度絵本を購入していますが、そういえば自分の本や雑誌はずっと買ってないなぁとふと思いました。たまに美容室に行ったときに、雑誌を読みまくっています笑
そんな中、先日旦那さんが会社のパパ友から借りてきた本を私も読ませて頂きました!
ヨシタケ シンスケさんの『ヨチヨチ父 とまどう日々』
ヨシタケ シンスケさんといえば、MOE絵本屋さん大賞1位、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞などの受賞歴も多数ある有名な絵本作家さんです。
私の中では、ヨシタケさんと言えばこの本!
『りんごかもしれない』
読んだ時の衝撃が忘れられません。出版当時、長男君が1歳。旦那さんと「すごい本が出たね、息子がもう少し大きくなったら読んであげよう‼」と購入した記憶が鮮明に残っています。
子ども目線だけど、哲学的で、面白くて、今までの絵本には無かった独特の世界観があり、一冊読んでファンになりました😃
実は2人の男の子がいる現役子育てパパでもあるヨシタケさん。父になってわかった真実を描いた初の育児イラストエッセイが、『ヨチヨチ父』なのです。
30分程で読めてしまう55個のイラストエッセイは、どれも「あるある~」「うちも~」と共感して、おもわずニヤッとしてしまう内容でした。
・赤ちゃんが最初のうち言葉をしゃべらないのは、「パパを傷付けないための本能」なのかもしれません
・部屋のそうじや身なりをととのえる作業は、「夜、ちゃんと寝てくれる赤ちゃんのママとパパ」がすることです。
もう名言です✨拍手ーーーー‼‼
あの独特のイラストで描かれる日常からの結論が面白い♪
パパ目線ってすごく新鮮で、でも私が読んでも共感出来て心が軽くなりましたよ😃
特に共感した話。
私は荷物を最小限で出掛けたい派なので、オムツの枚数も計算してジャスト+1枚でお出掛けするんです。でも、そういう時に限って、お腹がゆるくなったりしてオムツが足りなくなるんですよね~。薬局に行っても、オムツの小さいパックなんて売ってなくて途方にくれる。そしてもっと持ってくるべきだったと後悔する。なんなら、持ち物を減らすことを優先で考えて母親失格だなとさえ思う。
私以外の母親はそんな場合も想定して、多目にオムツを持っていて、オムツ足りなくなることなんてないんだろうな~と思っていたので、「オムツを探し求める旅」の話は、私だけじゃなかった‼と思えて救われました笑
そして、パパの立場で描かれている脇役感のお話やパパとパパの距離感のお話は、ママの私が読んでみて、パパはきっと共感するんだろうな~と納得できました。
パパは共感。ママは落胆。
本の帯に書いてあるけど、私は落胆なんかしませんでしたよ笑
共感したし納得しました。そして、この本を読んで共感しているだろうパパ達は素敵だなと思いました😁
この本にも書いてありますが、パパ同士ってシャイです。子育てをしている上での悩みもあるだろうし、愚痴もあると思います。それなのに、数少ないパパ友と遊んでもBBQするか、情報交換する位。心情の話はあまりしてないですよね。うちの旦那さんもそうです。
でも、この本を貸してくれたパパさん!
きっとこの本に共感して旦那さんに貸してくれたのだと思うのです。それってシャイなパパにしてみたらすごい勇気‼共感のリレーです。直接話さなくても、本を通じてお互い共感し合えたら、なんだか今まで以上の仲間意識が生まれそうな気がします。そうやってシャイなパパ達の輪が広がっていけばいいなと思います。
家庭がうまくいくには、ママが笑顔でいなきゃいけない、その為にはパパも笑顔でいなきゃですよね‼
その基本の日常が、とんでもなく大変になる時期に、きっとこの本を読んだら心が元気になります✨笑顔になれます(^-^)
そんなオススメの1冊です。
ぜひみなさんも読んでみて下さい♪